地方大会観戦のすすめ〜春季大会編〜

こんばんは。僕です。

高校野球は甲子園だけが全てではない!

そう感じさせてくれるのが春季大会です。

数年前の東京大会では、

プロ野球の試合より観客が入ったとか入らなかったとか・・・

そんな何が起こるかわからないのが高校野球の楽しみです。

さて春季大会は他の大会と比べると何が違うのでしょうか?

勝っても甲子園には直接繋がらない

秋季、春季、夏季と大会がありますが、

春季大会は唯一甲子園には繋がらず、

勝ち上がっても地区大会までです。

あとは秋季大会と多少大会の構成が異なります。

勝ち上がりとしては、

ブロック大会→都道府県大会→地区大会

と言った感じの流れが一般的かと思いますが、

選抜開催期間と重なることから、

選抜出場校はブロック予選が基本的には免除になります。

我々が現役の頃は秋季大会の実績次第で、

ブロック予選は免除、

都大会にストレートで進む事ができました。

我々より上の世代はブロック予選が無く、

秋季大会で早々に敗れたチームは、

夏まで試合が無いなんて時期があったような気がします。

あとは夏季大会のシード権をかけての争いが行われます。

東京は東西一緒に大会を行う事から、

夏季大会のシード校の数がバラバラになるのが特徴です。

新戦力が使いやすい

秋季大会の時も新チーム発足で新戦力が出てきやすい状況でしたが、

春季大会もひと冬越えて成長した選手達を見る事ができます。

ひと冬の成長でベンチ入りを勝ち取った選手、

加えて新1年生を使うチームも出てきます。

神奈川大会はベンチ入りが25名なので、

特に1年生が使いやすいみたいです。

また、大会後半にならないと1年生のデビューはできないので、

基本的には強豪校の新入生が見れたらラッキーな感じでしょう。

しかし、中学で実績のある選手も多いので、

名前が通っている選手も出てきます。

盛り上がりには欠ける

やはり甲子園に繋がらないと言う事で、

観客席の盛り上がりは今ひとつです。

吹奏楽が応援に来る学校も少ないです。

県大会の後半ぐらいになると観客が増え始めますが、

気候が良くなってくるからかもしれません。

そんな流れなので、

秋季大会同様、かなり球場に入りやすいです。

そして席も取りやすいです。

くじ運も大事

基本的に秋季大会の成績はあまり関係ありません。

選抜に出場したチームは県大会までストレートで勝ち上がりになります。

また、選抜の優勝校、準優勝校は県大会も免除、

地区大会も推薦枠として出場でき、

しかも1回戦がシードと言う扱いになります。

そして夏の第1シードも確定していた気がします。

逆に同じブロックに強豪校がいたり、

早い段階で強豪同士が当たってしまい、

敗れた強豪校がノーシードで夏を迎える事になるケースも毎年のように起きています。

その為、シードが決まっている夏季大会と比べると、

よりくじ運を味方につける事が、

勝ち上がる為には重要なのです。

まとめ

◎甲子園には直接繋がらない

◎夏季大会のシード校を決める為の大会

◎新1年生を即デビューさせるチームもあります

◎ひと冬越えた選手の成長を見られるのが楽しみ

◎球場の盛り上がりは夏ほどではない

春季大会は対外試合が解禁になった直後の大会です。

その為、試合勘が戻らないような感覚のプレーもたまに見られます。

夏を見据えて主力選手を温存するケースもあり、

2番手投手の成長が見れる可能性が1番高い大会です。

そんなマニアならではの視点で楽しめるのが春季大会かなと思います。

時期的にはまだ防寒が必要です。

そこは気をつけて観戦を楽しんで頂けたら幸いです。

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