こんにちは。僕です。
先日9/1に腰痛の為、
選手登録を抹消されてしまいましたが、
シーズン開幕から不動の1番打者として、
キャリアハイの成績を残し、
チームを牽引してきた荻野貴司選手について、
先程動画を見ていたら足の速さに驚いたので、
ちょっと触れてみようかなと思います。
荻野選手は2009年にドラフト1位指名でロッテに入団。
この年は菊池雄星投手がドラフトの目玉で、
注目度としてはそこまででもありませんでした。
関学大→トヨタ自動車とアマチュア球界のエリートコースを歩んできましたが、
現在守っている外野手に転向したのは社会人になってからです。
大学時代まではショートを守り、
プロでも2年目のシーズンに約20試合程、
ショートとしての出場機会があります。
入団後は1年目の開幕からセンターのポジションを獲得。
2番打者として先発に名を連ねていました。
右打者としては出色の足の速さで、
普通のショートゴロが内野安打に、
左中間のシングルヒットが二塁打になる程驚異的なものでした。
解説をしていたかつての名選手、
有藤氏や小関氏らも唸る程でした。
盗塁のスタートも良く、
全体的なベースランニング技術の高さが光りました。
しかし、その俊足が仇なのか、
毎年膝の故障や肉離れなど、
怪我に泣かされており、
これらの離脱は一部では、
「幕張の風になった」と言われています。
全試合出場を目標にして臨んだ2019年シーズンは、
自身初の規定打席に到達。
3割を超える打率を残し、
1番打者としての役割を充分に果たしていました。
また、故障で出場機会が限られる中で、
入団以来毎年2桁盗塁を継続しており、
8/22に通算200盗塁を達成しました。
苦節10年、
苦しんできた選手がこう言う記録を、
積み重ねで達成するのは嬉しいものです。
選手登録抹消時、
10日後の復帰を目指してと言うコメントを井口監督が残しています。
クライマックスシリーズ当落線上でペナントレースを戦っているロッテ、
岡大海ら代役の選手が頑張っていますが、
早期の復帰が望まれます。